中国の検索エンジンでは、コミュニティなるものが存在するのでしょうか。例えば日本ではミクシィの上場で一躍注目を集めたソーシャルネットワークですが、実は中国でも人気を博しているというのです。SNSの中国語訳は網絡社交だそうです。この言葉はあまり見かけません。社区あるいは交友網という呼び方が一般的のようです。社区とは、オンラインだけではなく、コミュニティという意味で広く一般に使われる言葉でもあります。
中国の検索エンジンでは、掲示板とか古いタイプで構成されてあるものを社区、いわゆるWeb2.0的な仕組みになっているものを交友と、呼び分けているのでしょうか。日本も同様でしょうが、SNSと出会い系サイトの境界は非常に曖昧となっています。SNSが広がった一つの要因として男女の出会いがあることは否めないでしょう。実際、中国ではSkypeを使った出会いというのも少なからずあり、積極的に交流していくのです。
出会い系の色合いが強いSNSの有名なもののひとつに、愛情公寓があります。意味は愛情アパートです。単なる出会い系サイトといえばそれまでですが、違う点が幾つかあり、登録すると部屋を与えられるのです。最初は1DKの小さな部屋で、部屋の評価も一つ星です。実際に生活しているような擬似空間を与えられるわけだが、ペットも飼えれば餌もやれるというものです。もちろんミクシィと同様に、日記機能、写真アップ、足あと機能など、通常のSNS機能はすべて満たしているようです。
そうこうしているうちに異性との出会いがあるわけです。さらにネット上で擬似的な同棲生活を始めることが出来るのです。やはり実際に同棲してしまうと後戻りが難しいケースもあるが、ネット上での同棲であれば後戻りもしやすく、本当にいい人であれば、実際に同棲、結婚するという選択肢をとることもできるという面白さです。中国にしては珍しい、独自性のあるサイトではないでしょうか。