中国の検索エンジン|強さ

中国での検索エンジンの利用率は世界的にみても高く一般的であるでしょう。もちろん中国でもGoogleは健闘していて、シェア第二位となっています。しかしながら、一位はアメリカNASDAQに上場して一躍有名になった百度であります。中国ではGoogleを圧倒的に引き離して絶対的な地位を築いていることはよく知られています。日本の場合、Yahoo!Japanの検索エンジンもGoogle Japanと同レベルのシェアを確保しているが、Yahoo!はポータルサイトとしての地位が強固であったため、検索機能でもGoogleに対抗出来たということがあるようです。

この中国に置ける百度という中国の検索エンジンの強さはどこにあるのでしょうか。百度は一見するとGoogleとほぼ同じインターフェースだといえます、コンセプトを持っているのです。その百度が、自国企業とはいえ、なぜGoogleをここまで抑えられているのかという点は、日本人だけでなくても、大変理解し難いのです。

しかし、この百度の勝利のポイントは次の三つではないでしょうか。まず、Googleよりも先行して市場に登場し、ブランドを構築した点、そして、マルチメディア検索機能が優れている点、最後にユーザ参加型ページの利用が充実している点です。一般的には2点目がフォーカスされているようですが、知名度、ブランド力があるものを逆転するのは大変なのです。そこで、1点目も大変重要なのです。ブランド構築において、百度のうまさは際立っていたといいます。

それでもやはり、2点目ののマルチメディア検索機能が市場制圧のキラーアプリであったことは間違いありません。日本では一般的に知られていませんが、百度はマルチメディア検索以外の機能もよく使われているのです。つまり、ユーザーに支持されているということなのです。百度はGoogleのような検索性能での戦いではなく、市場ニーズを注意深く汲み取りながら展開することで強みとなったのではないでしょうか。