中国の検索エンジン|マーケティング

中国の検索エンジン大手であるGoogle は5年以内に、中国インターネット検索エンジン市場のリーディングカンパニーを目指すという発言をしました。中国の検索エンジン市場における各社のシェアをみてみましょう。百度59.3%、Google23.4%、Yahoo11.0%、となっています。果たして、Google.cn は依然約60%のシェアを誇る 百度の牙城を切り崩せるのでしょうか。Googleの障壁となるのは何でしょうか。

きっとそれは 百度の中国の検索エンジンにおける知名度ではないかと思います。百度は、これまで中国の検索エンジンにおいて積極的なブランドプロモーションを行い強力なブランドを築いてきたといえます。その結果が中国では非インターネットユーザー層にも百度ブランドが広く認知されているのです。このことは、日本でも同じことが言えます。非インターネットユーザーでも Yahoo! JAPAN を認知していることと同じなのです。

今後の中国の検索エンジン市場にてシェアの動向を考える際、この非インターネットユーザーの存在はとても重要なマーケットでしょう。なぜなら、2008年2月現在、中国のインターネットユーザー数はすでに2.2億人を突破して世界第1位なのです。しかしあんがら、この2.2億人でも未だ全人口の16%強に過ぎないからなのです。Google が中国の検索エンジン市場でトップシェアを占めたいなら、この非インターネットユーザー”=“潜在インターネットユーザーにいかにアプローチしていくかでしょう。

最初の検索エンジンとして 中国の検索エンジンのなかで、百度ではなく、Googleを選択させるか重要なのです。戦略のひとつとしていかに、その検索エンジンが、中国人のための中国語検索エンジンであるかということでしょう。いずれにせよ、中国という広大なフロンティアを巡る攻防から、当分目が離せそうにもありません。中国でもユーザーの欲しい情報を提供できた、中国人ユーザーの真のニーズをつかんだ検索エンジンが、結果としてシェアを拡大していくことは間違いないでしょう。