中国の検索エンジン|オンライン広告

中国の検索エンジンなどの多様化は収益モデルの多様化という側面も持っています。従来のバナー広告、テキスト広告だけではなく、日本と同様に、Google/Baiduに代表されるリスティング広告が急激な伸びを示しているのです。2006年末には、バナー広告49.6に対して、リスティング広告22.5でありました。この半年間で46.1:27.6となったのです。このペースが継続されると、2年以内にリスティング広告がバナー広告市場を越える可能性があります。

リスティング広告以外に伸びている広告は、マルチメディア広告、視頻広告と呼ばれるものです。特に視頻広告は2007年に入ってから急速に伸びており、今後も急成長が続くことが見込まれているのです。視頻広告はオンラインでのビデオ広告を意味しており、テレビのコマーシャルのようなものであります。中国では派手で目立つ広告が好まれる傾向にあります。中国の易観国際は、中国オンライン広告市場を調査したレポートを発表しました。

ポートによれば、今年第1四半期における、中国のオンライン広告売上高は約217億1,700万円に達し、前年同期比39.82%増を記録。バナー広告による売上が約約123億5,300万円でトップを占め、中国の検索エンジンに感けりするのですが、キーワード広告の売上が約78億3,470万円に上ったとされました。ポータルサイト別の広告売上高トップに立ったのは、シェア20.6%を初めて獲得した百度(Baidu)で、前四半期まで首位だった新浪(Sina)は、シェア18.6%で2位に後退しました。

例えば、オンライン小説のビジネスモデルは、無料閲覧でトラフィックを稼ぐ広告型のようです。依然、百度の広告ネットワークが入っているレベルであり、まだしっかりとした収益基盤は築かれていないのでしょう。非常に地味な雰囲気ではありますが、これから徐々にトラフィックも増え、サイトとしても成長していくのではないでしょうか。日本同様、中国でも有料会員モデルというのは非常に難しいでしょうから、しばらくは広告型のモデル展開が続くでしょう。