中国の検索エンジン|網易

中国の検索エンジンである網易について詳しく探って見ましょう。ネットサービスとオンラインゲームの中国大手である網易(NetEase)はGoogleとの協力関係を停止すると発表しました。網易は2004年6月にGoogleと戦略的な協力関係を締結しました。中国で唯一、Googleの検索エンジン技術を使うポータルサイトとなりえたのです。しかしながら、網易が検索エンジンの独自開発に着手したことを機に、両社の協力関係は網易の検索エンジンが完成する頃合いに終わるという噂も本当になってしまいました。

網易CEOの丁磊氏は、この直前の電話会議の席上、独自の検索エンジンを発表するにあたり、これまでのGoogleとの協力関係を停止すると宣言しました。この噂が現実になってしまいました。もうGoogleは必要ないといったところでしょうか。網易COOの董瑞豹氏は、独自の検索エンジンの開発について強くアピールしました。今年の下半期にもこの検索エンジンをリリースする計画もあります。

今後中国の検索エンジンが生き残っていく為には必要な経緯かもしれません。検索エンジンのベータ版と、人気ゲーム夢幻西遊のアップデート版も発表するようです。網易の発表によると、現在の売上額は7,180万ドルに達し、昨年第4四半期の6,920万ドルより増加したとしています。特にコア業務のオンラインゲームの売上額が7%増となっているわけです。こうした業績に支えられ、独自の検索エンジンの開発や人気ゲーム夢幻西遊のアップデートが計画通りに進行してしてきたのでしょう。

公開した業界レポートによれば、中国の検索エンジン市場の成長スピードは鈍化し始めているともいわれています。百度、Google)、中国Yahoo!捜狗、新浪、中捜、網易の7社が市場シェアの97.2%を占めているわけですが、網易は百度、Google、中国Yahoo!に大差を付けられているのです。こうした市場構造からみれば、網易による中国の検索エンジンの発表は市場競争を一層激化させていくだけではなく、網易自身にとっても一つの試練になることは間違いないでしょう。